「介護の現場における『生きがい』『楽しさ』を実現する方策を、私はずっと考えている」


石破首相がCCRC(Continuing Care Retirement Community)への思いについて、最近2つの会議にて言及されましたので、ご報告申し上げます。

▼この内容は『日本介護新聞』(2025年3月23日号)にて紹介されています

【1】2025年2月25日、首相官邸で開催された「医療・介護・障害福祉関係者との生産性向上等に関する車座懇談会」にて

当日の様子は内閣府公式YouTubeにも掲載されており、以下のURLよりご覧いただけます。
https://www.gov-online.go.jp/press_conferences/prime_minister/202502/video-294119.html

 

「アメリカのCCRCを訪れた時、利用者の皆さんの楽しそうな様子を見て衝撃を受けた」

動画の25分50秒頃、石破首相は、地方創生担当大臣だった約10年前に、米国ワシントン郊外(車で約1時間半)にある「CCRC」を視察した経験に触れています。

その施設は、廃校となった大学の敷地を活用したもので、私共が10年前、内閣府へ紹介しましたErickson Senior Living, Charlestownであることがわかります。

同首相はこの視察体験をふまえ、以下のように語っています
 ・「介護の理想像の一つとしてCCRCがある」
 ・「入居者の皆さんが楽しそうに暮らしており、非常に感銘を受けた」
 ・「スタッフも生き生きと働いていた」


【2】
2025315日、長野県上伊那郡宮田村の「わが家・オヒサマの森」を訪問し、施設関係者と車座懇談を実施。

この内容は『日本介護新聞』(2025317日号)に掲載されています。

 

「関係省庁で検討チームをつくり、もう一度『CCRC』の取り組みを強化する」

 

記事によると、石破首相は「(オヒサマの森のような)CCRC全国に展開したい」と述べ、「関係省庁で検討チームをもう一度つくり直し、CCRCへの取り組みを改めて強化する」との方針を示しました。